AWG(American Wire Gage)番号と断面積


米国で使用されている導体寸法規格
・AWGの番号は
 No.4/0の直径を460mil(11.680mm)
 No.36 の直径を 5mil( 0.127mm)と定め、これらを等比級数的に分けたもの。
・番号が大きくなると電線の直径は細くなる。

  比率r =(5/460)の39乗根=0.890526=1/1.123
  AWG(n)=460×r^n (mil)
    nは順序番号(1mil=1/1000 inch)
・番号一つの差は導体直径で約1.123(0.89)

・概算では
  番号が 3変わると直径は √2倍、断面積は2倍(1/2倍)
  番号が 6変わると直径は 2倍、断面積は4倍(1/4倍)
  番号が10変わると直径は√10倍、断面積は10倍(1/10倍)
  番号が12変わると直径は 4倍、断面積は16倍(1/16倍)

・電線屋さんでは断面積mm^2(square milimeter)を略して【スケ】と呼ぶ
  【例】0.5㎜^2は「コンマ ゴ スケ」
・下記の表はAWG値の一部であり、より太い線も細い線も存在する。

参考文献 ・潤工社 電線ハンドブック JISハンドブック(電気設備1)

(株) インパル/iMPaL/2011-05-06.V3/SYS.YT/