
全開放式および穿孔法について
残留応力について
| 残留応力 | 
残留応力とは物体が生成・加工された時に発生する物体内に秘める応力応力分布は基本的に平衡状態を満たしているので、全体では応力の正負は釣り合う残留応力自体はコンクリートの圧縮の様に強度を上げる事にも利用出来るが、溶接時の熱応力の様に意図しないものでは早期破壊を引き起こす可能性がある | 
| 残留応力の発生 | 
素材となる金属が冷間圧延、引抜きなどによって製造されるとき切断、変形などの加工が行われるとき溶接など、高温での部材結合後に冷却による収縮があるとき | 
| 残留応力の測定法 | 
全解放式:対象を切断していき、最終的にはゲージ部分を一つ一つ細断して解放ひずみを計測する方法穿孔法:実機などの全解放式が不可能な場合、表面に小さな穿孔を行う事で解放ひずみを計測する方法 | 
全解放式
| 残留応力の測定法 | 
測定対象物の指定位置にひずみゲージを貼る(1軸~3軸および5連ゲージなど)初期値を測定し現状の値を確認対象物が大きい場合は短冊状などに切断短冊状から更に10mm角程度の大きさまで細断終値を測定し切断後の値を確認残留ひずみより主応力や角度、最大せん断力などを算出 | 
穿孔法
現在、機器損傷のため穿孔法の試験依頼は受付を休止しております。(※機器をご用意いただける場合は試験可能です。)
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